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共通テストボーダーはどうなる?【国公立・私立大学】

2021年度入試から実施される共通テスト。センター試験から形式や出題意図が変わっていて、平均点も下がるといわれています。

ちなみにセンター試験は受験者平均が60%になることを目安にされていました。共通テストは50%になることを目安にするようです。
そうなると気になるのが各大学のボーダーラインですよね。
そこで今回は、

  1. 国公立大学の共通テストボーダーはどうなる?
    ・旧帝大、一橋、医学部医学科
    ・難関国公立大学
    ・地方国公立大学
  2. 私立大学共通テスト利用型入試のボーダーはどうなる?

といった内容について、話をしていきたいと思います。
(あくまでも予想になります。結果はふたを開けてみないとわかりませんが、心構えとして読み進めてくれると嬉しいです。)

【関連記事】
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大学ごとの共通テストボーダーはどうなる?

結論から言うと、ほぼすべての大学で共通テストのボーダーは下がるでしょう。共通テストの問題自体、平均点が10%下がるように作成されるのですから当然といえます。

しかし、すべての大学で合格ボーダーラインが10%前後下がるか?というと、高確率でそうはなりません。

「じゃあどれくらい下がるの?」「どれくらいを目安に準備したらいいの?」というのが気になるところだと思います。

 

国公立大学の共通テストボーダーはどうなる?

まずは国公立大学から。
ボーダーがどうなるかを話す前に、国公立大学入試はどのような仕組みになっているかを確認しましょう。

国公立大学の仕組み

国公立大学の入試は共通テストと二次試験(独自問題による試験)で合否が決まります。(一部例外あり)
共通テストと二次試験の得点比率は大学・学部ごとに異なります。

【2021年度 前期一般入試得点比率】

大学・学部共通テスト二次試験合計
東京大学 ※1110440550
東京都立大学経済経営学部6005001110 ※2
埼玉大学経済学部9005001400
※1 東京大学は文科1~3類、理科1~3類すべてこの配点です。
※2 東京都立大学は共通テスト・二次試験に加え、調査書10点を加味した1110点満点です。
※ 2020年9月末時点での情報で作成しています。

このように、二次試験に比重がある大学・同じくらいの大学・共通テストに比重がある大学と様々です。

基本的に、入試難易度を示す偏差値が高い大学ほど二次試験の配転比率が高くなる傾向にあります。

国公立大学のボーダー変化予想

センター試験に比べて共通テストの平均点は10%ほど下がる見込みですが、大学ごとのボーダーは各大学の目安となる偏差値によって変わってくると思われます。

旧帝大・一橋大学・医学部医学科

国公立最難関であるこのレベルではあまりボーダーは下がらないでしょう。とはいえ、センター試験に比べて解きづらさはあると思いますので、多少は下がるかもしれません。

東京大学や医学部医学科では2~3%ほどの下がり幅になるでしょう。九州大学や北海道大学では3~4%ほど下がるかもしれません。

しかし、入試に向かう心構えとしてはほとんど変わらないくらいに思っておくのがいいでしょう。

共通テストで求められるのは各科目の基礎力と、様々な形式で聞かれてもその基礎をアウトプットできる力だと思います。
難関大学を志望する人ほどその完成度が高い傾向にあるため、試験形式が多少変わってもさほど影響を受けないはずです。

難関国公立大学

千葉大学や神戸大学などの難関国公立大学では4%~5%程度かなと思います。

難関国公立志望の場合、全科目満遍なくやっているバランス型もいますが、特定の科目がとても強い突き抜け型も少なくありません。後者の場合、英語・数学・国語についてはセンター試験以上に苦手科目で削られる可能性があります。そこは注意が必要です。

中堅国公立大学

中堅国公立大学は多くの地方国公立大学が該当します。河合塾が出している偏差値で57.5までの大学がだいたいここに該当します。

この層ではセンター試験から5~7%くらいボーダー得点率が下がると思われます。

 

私立大学の共通テストボーダーはどうなる?

私立大学でも国公立大学のボーダーと同じように、入試難易度(偏差値)が高い大学ほど下がらないと考えられます。

私立大学では、
・共通テストの得点だけで合否を判定する共通テスト利用入試
・共通テストと独自試験で合否判定をする一般入試
・独自試験のみで合否判定をする一般入試
の3つが存在します。

私立大学共通テスト利用入試のボーダー

これまでセンター試験利用入試が実施されていた私立大学のほとんどが共通テスト利用入試を実施します。
センター試験利用入試のときには、合格ボーダー○○%などと目安の得点率がだされていました。

3教科型・4教科以上(5教科7科目など)によっても得点率が変わってくるのですが、センター利用では以下のようになっていました。(あくまでもイメージです)

90%80%台後半80%台前半70%台後半
3教科型MARCH
看板学部
MARCH
人気学部
MARCH日東駒専
人気学部
4教科以上早稲田大学MARCH
看板学部
MARCH
人気学部
MARCH

それが共通テストでは次のようになると私は予想します。

90%80%台後半80%台前半70%台後半
3教科型MARCH
看板学部
MARCH
人気学部
MARCH
4教科以上早稲田大学MARCH
看板学部
MARCH
人気学部

あくまでも予想ですが、MARCH以上の大学は表のようにひとつずつマスが右にずれるくらい。せいぜい4~6%の下がり幅だと思われます。日東駒専でも10%までは下がらないでしょう。

【関連記事】
・共通テストリサーチはどれがおすすめ?C判定は合格する?
・共通テストが終わったら次は何をする?
・私立大学の傾向 早慶上理 MARCH 日東駒専

 

国公立も私立も偏差値が高い大学ほど下がらない!

こちらの動画も参考にしてください!!!

結局、難易度の高い大学ほど基礎からの積み上げがしっかりできている受験生が多いので、共通テストの問題ではそこまで大きな差をつけることが難しいのです。

センター試験が共通テストに変わって解きづらさは増しましたが、問われている各科目のレベルとしてはさほど変わっていません。
一方で下位~中堅層では得点率が荒れるやもしれません。

正直、蓋を開けてみないことにはわかりませんが、過去問や演習をしていく際の目標設定に役立ててください。

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