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AO入試対策は何をする?いつから始める?学校の成績は?

ここ最近AO入試の枠が拡大傾向にあり、学力以外の面にも目を向けて入学者を選抜しようという大学が増えています。

実際、優秀かどうかや大学側が欲しい人材は「学力」という指標だけで見えない部分もあります。

もっと多角的に受験生を選抜しようという意識が高まっているからこそ注目の入試方法といえます。

それではAO入試の対策は具体的にどうすればいいのかについて確認していきましょう。

AO入試対策って何をすればよいの??

AO入試の対策と一口に言っても、対策はいくつかの段階に分けられます。

 

AOのカギ1 志望理由の明確化

まず、AO入試対策の大前提は、「なぜその大学はあなたをAOで合格させなければならないのか?」という質問に、あなたが答えられるようになることです。

例えば、

  • 私は今まで、セクシャルマイノリティの方々が差別を受けたり、不当に権利を侵害されたりしていることに強い問題意識を抱えていました。
  • そして、漫画を通してセクシャルマイノリティの方々への社会理解を促す活動をしており、活動のなかで「どういった表現が人々にどういった認知を与えるのか」を学ぶ必要が生じました。
  • その学びは、貴校の○○という分野の授業や、△△教授の下での研究を通してでしか得ることが出来ません。

といった手順を踏むことが回答方法の一つに上げられます。

志望大学に「あなたをうちの大学に入れれば、うちの大学での学びを通して実績を上げてくれそう」と思わせることが出来るレベルまで回答を洗練させてください。

 

AOのカギ2 提出書類の作成

次に、あなたの考えた回答を、大学への提出書類に落とし込む段階に移ります。

そして、その提出書類は大学によって形式や数が変わります。

例えば、慶應義塾大学環境情報学部・総合政策学部へAOで受験しようとすると、提出書類は

  • 「志望理由書」2000字
  • 「自由記述」 A4×2
  • 「任意提出書類」

という主に3種類に分かれます。

こうした書類を通して、大学の教授側に「何を学びたくて大学に入るのか」という“志”を明示し、またその“志”が志望大学の掲げるポリシーに即しているかの吟味をする必要があります。

 

AOのカギ3 面接対策

最終段階として、面接の対策をしましょう。

基本的には、面接官はあなたが提出した書類の中から質問をしてきます。従って、事前の対策としては、

  • 志望大学がどんなポリシーを掲げ、AO入試を実施しているのか、つまりどんな学生がほしいのかの再確認をする
  • それに従って、面接官の質問を想定し、それにスムーズに回答できるように練習する

ことが挙げられます。

 

AO対策はいつから始めればいいの??

基本的にAO入試に向けて十分な準備をするためには半年~1年必要だと考えておきましょう。

期間にけっこう幅があると感じるかもしれませんが、「AO対策をいつ始めればよいのか」という質問は、「一般入試の勉強をいつ始めればよいのか」という質問以上に、志望大学のポリシーと、AO対策をするあなた自身の状況によって答えが変わるものなのです。

例えば、あなたの中で大学での学びの“志“が明確になっていれば、提出書類(主に自由記述)へかける時間を短縮することはできます。

逆に、”志“が見つからない人は「結局大学でなにを学びたいのか」がぶれてしまったり、そもそも迷走してしまって提出書類が全然進まない、なんてことが起こりえます。

また、志望大学が、提出書類であなたの今までの活動や実績を重視する方針を取っている場合、自分の“志”に即した活動を見つける、または今から実践する必要があるでしょう。

従って、まずは志望大学のアドミッションポリシーをwebページなどで確認し、そのポリシーに、現状の自分がどの程度合わせることが出来ているのかを把握してみましょう!

それが出来たら、AO合格に向けて次に自分が取るべき行動を逆算していきましょう!!

 

AO受験に一般の成績は関係する?

AOは「意欲があれば合格できる」というイメージがあるかも知れませんが、もちろんAO受験で見られるのは意欲だけではありません。

私立大学では2007年度以降、推薦入試やAO入試を利用した入学者が増えており、その数は現在、約半数に及びます。国立大学でもAO入試を導入する大学が年々増えてきています。

しかし、AOで重要なのは総合的な人物の評価であり、その中には「学校の成績」も含まれます。

高校の成績と本人の希望進路・実現したいことに乖離がある時は、面接時にその点を指摘されることもあります。

意欲は大切ですが、大学側としても大学に入学した人物が「大学に入って授業についていけるか?」という点は、大学の質を保つためにも守るべき大切な基準です。

「大学入学後にやりたいこと」を実現するための学力があることが前提で、成績や調査票は見られていることを意識しましょう。

あまりに乖離することを防ぐため、近年では評定平均を出願資格とする大学や、国公立大学ではAO入試でもセンター試験が課される大学もあり、難関国立大学であればあるほどAO入試にも、総合的な学力も必要とされてきています。

AO入試の準備だけでいい?一般入試の準備は?

AO入試で合格を目指す人は一般入試についてどう考えていけばいいのか不安に感じる人もいるかと思います。

結論から言うと、AO入試の準備だけでいいということはありません。一般入試の準備も同時並行で進めていく必要があります。

当然、AO入試を第一優先で進めていくこととは思いますが、AO入試で100%合格できる保証はありません。

 

AO入試と一般入試を両立させる方法

AO入試の準備はけっこう大変だと思います。そんな中で一般入試の準備はどう両立するのか?と考える人も多いでしょう。

 

一般入試対策は無理のない範囲で

AO入試が終わるまでは基本的にAO入試対策がメインになると思います。しかし、そんな中でも一般入試に向けた勉強はできるはずです。

例えば、毎日1時間21時~22時は英語を勉強する。とか、毎日寝る前に古文の助動詞を暗記する。とかです。

それ以外にも学校の授業で英単語や英文法の小テストがあるときに、英単語を完璧に覚えて週末に1週間分の復習時間をとるというのもいいでしょう。

 

学校の定期テストをフルに活用する

AO入試の対策をしながら一般入試の対策をする場合は、学校の定期テストを有効的にに活用していきましょう。

例えば、数学の試験で微分・積分が範囲になっているとしましょう。そうしたら学校の授業中やテスト前の期間をフル活用して微分積分を固めてしまうのです。

ここで完成度高く勉強することができていれば、受験に必要な基礎部分は固めることができます。

一般入試で必要な科目は完成度高く、そうでない科目は赤点や追試にならない程度に仕上げておきましょう。

 

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