毎年、様々なテーマが出題される時事問題や小論文。
その年や近年起こっていること、社会の大きな動きがテーマになることが多々あります。
2020年で一番大きな出来事といえば新型コロナウイルスでしょう。政治・経済だけでなく、教育も含め社会全体、世界全体が多大な影響を受けました。
そんな2020年を踏まえたうえで実施される2021年度入試。どういったテーマが聞かれやすいのかを予想します!
新型コロナウイルスにかかわるもの
まず、新型コロナウイルスに関わる内容ははずせません。社会にこれだけ大きな影響を与えただけに、小論文や時事問題では狙われる可能性が高いといえます。
しかし、新型コロナウイルスの影響はあまりにも広範囲であったため、いろいろなことが聞かれる可能性があります。
①リモートワーク・テレワーク
2020年はリモートワークが推奨されるようになりました。テレワーク・在宅勤務なんて言い方もあります。
これによって通勤ラッシュ時の混雑緩和などのいい影響が生まれた一方で、人と会うこと・対面して話すことの重要性も浮き彫りになりました。
また、リモートワークの促進によって「働き方改革」といったテーマでの出題も予想されます。「これまでの働き方改革」と「コロナ後の働き方改革」について考えておくと対策になるでしょう。
②教育のオンライン化
会社だけでなく、多くの大学もオンライン講義が導入されるようになりました。地方の大学は9月以降再開しているところも多いですが、首都圏の大学では2020年度いっぱいオンライン講義となっています。(理系は実験のみ大学で実施の場合あり。)
大学側も対応に追われ、SNSでは学生たちの賛成意見・不満もでており、これから入学する学生たちに問いかけたいテーマだと思います。
また、緊急事態宣言時には中学・高校でも動画講義やオンラインでの課題提出が義務付けられていたところが多いのではないでしょうか。新型コロナウイルスに関係なく、近年はテクノロジーの進歩を教育に役立てる動きは活発になっていて、タブレットを導入している学校もたくさんあります。そのため、近年狙われるテーマになっています。中学・高校の教育現場でタブレットなどを活用することについて・中学生にスマートフォンをもたせることについてなども近年出題されています。
教育関係の学部を受ける人は特に要チェックですが、教育に関するテーマは大学側も出しやすいので皆さんチェックしておきましょう。
③東京五輪について
東京オリンピックも新型コロナウイルスに影響を受け、2021年7月23日開催に延期となりました。
東京五輪による経済効果、文化の異なる外国人が来ることで生じる問題点などが考えられましたが、新型コロナウイルスが収束しきらない状況で中止になってしまうのではないかといった問題もあります。
④国と地方自治体の関係性
2020年春は新型コロナウイルスによる対応にどこも追われていました。これは国も地方自治体にも言えることです。
今回の一件で、国と地方自治体の関係性についても注目を集めることになりました。時事問題で政治の話は頻出ですが、2021年度入試で政治のテーマが問われる場合、これが頻出テーマになるといえるでしょう。
⑤国際社会について
新型コロナウイルスには世界中がその対応に追われました。それによってWHOの役割についてなどが問われる可能性があります。
他のチェックしておきたいテーマ
2020年一番大きな出来事といえば新型コロナウイルスでしたが、それ以外のテーマも狙われる可能性がありますよね。2つ以上のテーマが掛け合わされて出題されることも多いので要注意です!
小論文・時事問題の頻出テーマ一覧
たくさんあるので箇条書きにします。
内容については各自調べるなどして対策を!
2020年のその他の大きなニュースとしては5Gについてや有名人の自殺問題があると思います。SNSやテレビ、ネット番組を発信するメディアの在り方についてを絡めて聞かれる可能性もあるでしょう。
社会問題
- 超高齢化社会、少子化問題
- 自然災害への対策(個人・国・自治体)
- 在日外国人や外国人観光客
- 若者の投票率低下や選挙権年齢制限引き下げ
- 様々なハラスメント
- 働き方改革
- ジェンダー問題
- 自殺問題
経済関連
- 消費税
- 軽減税率
- 年金問題
- キャッシュレス化推進
- TPP
- 雇用問題
環境・科学
- 様々な環境問題
- 5G
- IA
- VR、AR
- 食料自給率
- SNSメディア、YouTube
- ビニール袋有料化
世界
- 米中貿易戦争
- 宗教問題
- 難民問題
教育
- アクティブラーニング
- 教育とテクノロジー
- 虐待、いじめ
- 留学
- こどもとスマートフォン
医療・福祉
- 再生医療
- 尊厳死
- 臓器移植
- チーム医療
- QOL
- 介護問題
- クローン
人権問題
- 安楽死
- 人種差別
- 外国人労働者
- 障がい者と労働
その他
- 東京五輪関連
- 自分について
小論文対策で大事なこと
最後に小論文対策のために大事なことを少しだけ。。。
小論文のベースとなるのは現代文の力です。文章を正確に読み、表現すること。そのために基本的な漢字・語彙が必要です。
次に必要なのが、基本的な小論文の書き方を習得することです。どのような文章構成で、どのような内容を書くと相手に伝わりやすい文章になるのかを知ることが重要です。
基本的な書き方は、「吉岡のなるほど小論文講義10」や「大学入試 小論文の完全攻略本」などでインプットできます。その後は「大学入試 小論文の完全ネタ本」のシリーズを使い、テーマの知識をおさえたり、実際に書いてみましょう。このときに、添削を受けてしっかりと書けるようにリライト(書き直し)をすることが重要です。
武田塾でも小論文対策の講座を用意しており、プロ講師による添削をしています。
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