授業をしない塾、武田塾三軒茶屋校です!
「夏は受験の天王山!」
誰が言ったかわかりませんが、夏をどう過ごすかが大学受験に大きな影響を与えることは言うまでもありません。
そして、夏になると多くの塾・予備校で実施されるのが夏期講習。毎年多くの受験生が受講していますよね。
そこで今回は、夏期講習の正しい使い方についてまとめてみました。
夏期講習の正しい使い方
基本的に夏期講習はとるべきじゃない!
夏期講習の使い方を説明しようというのに、そもそもとるべきじゃない!というのはどういうことか!?
そう思った人も少なくないと思います。
ですが、多くの場合、夏期講習は受講すべきではないんです。
理由① 授業を受けるより自分でやった方が早い
夏期講習の数学・英語や現代文の読解・演習講義の場合、予習→講習→復習という流れで夏期講習の内容を身に着けるのが理想的です。塾・予備校側でもそのように案内されるでしょう。
・数学の場合(大問3~4問)
予習 45~90分(テキストの問題を解く)
講義 90分
復習 60~90分(講義内容の復習・類題を解くなど)
・英語読解の場合
予習 30分~60分(問題を解く・わからない単語やイディオムを調べる)
講義 90分
復習 30~60分
理想的な勉強をするとおそらくこういった時間のかけ方になるでしょう。
これを、自学自習で参考書中心に取り組むと以下のようになります。
・数学の場合
解く・解説を読む・出来るようになるまで繰り返すを4~10題で3時間。(問題数は取り組む問題のレベルによって変わる。入試基礎レベルなら8~10題。標準レベルなら6~8題。難関レベルなら4~6題。)
・英語読解の場合
問題を解く 20分~35分
解説で理解・表現の暗記など 20~50分
このように、授業を受けるよりも自学自習で取り組んだ方がはるかに効果的に時間を使えることがわかります。
夏期講習を取るのはこういうときだけ!
夏期講習は基本的に効率が悪いんですが、次のような場合なら受講はありかもしれません。
・地学や小論文など、参考書が少ない・自分で勉強しにくい科目。
・全体的に受験勉強に余裕があり、勉強の合間の気分転換に講義を聞いて抜けているところがあれば吸収しようという狙いで受講する場合。
・天変地異が起きても自分で勉強したくない科目。
授業を受ける方がいいとしたら、それは自分で勉強するより効率がいいかどうか。これが判断の基準です。
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