こんにちは。武田塾茂原校です。
もうすぐ4月、気温も段々と暖かくなってきましたね。新受験生の皆さんは、受験勉強のスタートを切れていますでしょうか?
4月になってから・・とか、部活が終わってから・・なんて考えていると、後々、自分の首を絞める事になります。1日も早く勉強をスタートさせましょう!
何をしてよいか分からない・・と言う人は、是非、武田塾茂原校の無料受験相談にお越しください。きっとお役に立てると思います。
さて、今回は受験勉強の進捗確認には欠かせない模試についてです。
模試の重要性は、何となく分かっているけど、いざ調べてみると・・・
「いろんな模試があって、どれを申し込んだら良いのか分からない。」とか
「どれも模試は模試なんだし、とりあえず、日程と場所が都合が良さそうなものにしちゃおうかなー。」とか
「学校で模試があるから、とりあえず、それだけで良いのかな?」とか
色々、疑問や心配が出てきた人も多いと思います。
そこで今回は、大学受験の4大模試と言って良いであろう、河合模試、駿台模試、東進模試、進研模試について、その特徴や、どんな人が受けるべき模試なのかを書いて行きます。
是非、参考にして下さい。
4大模試の違いを見てみよう
河合模試
河合模試の特徴として、まず挙げるべきなのが、受験者数の多さです。
マーク模試では40万人程度となっていて、頭一つ抜けて受験者数の多い模試となっています。
「別に受験者数が多いか少ないかなんて、どうでも良いんだけど・・。」と思った人もいるかもしれません。
しかし、模試においては受験者数と言うのは非常に大事な要素の一つなのです。
模試を受けると、志望校の合格判定や偏差値などのデータが返却されてきますね。
これは、基本的に同じ模試を受けた受験生の結果を元にして算出されます。したがって、その数が多ければ多いほど、正確性が増す訳です。
その意味で、河合塾模試の判定は、信頼性が高いと言えるでしょう。
出題される問題の難易度なども、バランスが取れている為、特定の学力層に適していると言うよりは、幅広い学力層の受験生に適していると言えます。
以上を踏まえると、河合模試は
内容の質やバランスの優れた模試で、信頼性の高い偏差値や合否判定を知りたい人
に向いていると言えるでしょう。
さて、こう書くと、「え?じゃあもう、河合模試1択でしょ?」と感じる人も多いと思います。
実際、私も多くの受験生に対して、基本的には河合塾模試の受講を推奨しています。
しかし、その他3つの模試にも、それぞれ特徴があり、「こう言う人は、この模試が向いている。」と言うのがありますので、是非最後まで読んで下さい。
駿台模試
河合模試に次いで、受験者数の多い模試です。
駿台模試の特徴は、出題される問題の難易度が高めである点です。
したがって、難関大志望の受験生が受講する事が多くなっています。
基礎固めが出来ていない状態で、駿台模試を受けると、悲惨な結果になる可能性が高いので気を付けましょう・・。
河合模試の説明の中で、受験者数が多いほど、合否判定や偏差値において、正確なデータ得られやすいと書きました。
その意味で言うと、駿台模試は全体としても、河合模試に次ぐ受験者数を確保しつつ、学力層が高めの受験生の割合が高いため、必然的に、学力上位層の受験者数が多く、その層のデータにおいては、より信頼出来るデータが得られやすいと言えます。
以上を踏まえると、駿台模試は
・難関大を志望している人
・難易度の高い問題にあたって、自分の実力を試したい人
に向いていると言えるでしょう。
東進模試
東進模試は、ここまで紹介してきた河合模試や駿台模試と比べると受験者数が少なく、したがって、合否判定や偏差値などのデータの信頼性は、若干劣る部分があるのが現状でしょう。
ただ、模試の質自体は遜色ありませんし、難易度のバランスも取れています。
また、東進模試の大きな特徴として、返却される模試結果の情報量が他の模試に比べて多いこと、さらにその返却が早いと言う点が上げられます。
通常の模試は、結果の返却まで一か月弱かかりますが、東進模試は2週間弱で返却されます。
夏期講習前に自分の現状の実力を把握しておきたいけど、もう時間がない!と言った場合には重宝します。
以上を踏まえると、東進模試は
・結果の返却を急ぎで欲しい人
・細かな成績データがほしい人
に向いていると言えるでしょう。
進研模試
進研模試は、高校でのカリキュラムの一環として実施される事が多いため、かなり幅広い学力層の受験生が受験します。
その中には大学受験自体をしない人なども含まれるため、出題される問題は比較的、易しいです。
現時点で、既に基礎固めは完了している人や、難関大を目指している人には、あまり向いていない模試とも言えます。
少なくとも、模試の結果を、そのまま自分の実力であるとは思わないようにしましょう。
偏差値は他のもしより高めに出ますので、10~15程度差し引いたものを、実際の自分の偏差値だと考えるのが無難でしょう。
以上を踏まえると、進研模試は
・高校3年間の成績推移を確認したい人
・基礎力の定着度合いを確認したい人
に向いていると言えるでしょう。
異なる種類の模試結果を比較する際の注意点
種類の異なる模試結果を、そのまま比較してはダメ
模試を比較する上で、ある人にとって良い模試が、他の人にとっても良い模試とは限りません。
それは自身の学力や志望校、あるいは模試を受ける目的によって、それぞれ適した模試とそうでない模試があるからです。
それは、既に見てきた通りです。
さて、そんな種類の異なる模試を受けた場合、結果を比較する際に、気を付けて欲しい事があります。
それは偏差値を、そのまま比較してはいけないと言う事です。
偏差値と言うのは、その模試を受けた母集団の中で、どれくらいの位置にいたかと言う事を示す数値です。
ですから、現状の学力が低い層の学生も多く受験する模試においては、自身の立ち位置と言うのは、相対的に上に行きやすい訳ですから、当然、偏差値も高い数値になりやすいです。
逆もまた然りで、学力上位者層が多数受けるタイプの模試では、低い数値になりがちです。
上でも少し触れたましたが、例えば、河合模試と進研模試では10~15の差が生じるとみてよいでしょう。駿台模試と進研模試では尚更です。
そこを把握せずに、そのまま数値を比較してしまうと大きな勘違いをしてしまうので、気を付けましょう。
さて、ここまで模試の事について書いてきました。
模試は受験勉強を進めるにあたって、非常に大事なものです。
しかし、模試を受ける目的は、「現状の自分の実力と課題を把握する事」であって、模試を受ける事、それ自体で成績が上がる事はありません。
成績を上げるには、正しい勉強法を身に着け、それを実践する必要があります。それが分からないままでは、いくら模試を受けても意味がありません。
そこに不安がある人は、是非武田塾茂原校の無料受験相談にお越しください。きっと力になれると思います。
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