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長文問題を解くときに注意することとは

こんにちは!
授業をしない塾、武田塾 成城学園前校です!

入試がかけあしで迫ってくる中、過去問に取り組んでいる人も多いでしょう。
単語や文法をガッチリ覚えて文構造も取れるようになり、これで長文は取れるはずだ!という人でも英語や国語では長文読解に意外と苦労している人も少なくないはずです。

そもそも文法問題と長文読解問題では設問が違いますよね。
本文内容を時系列に並べ替えるものや登場人物がとった行動の理由を答えるものなど、本文内容をある程度理解することは当然のことながら、選択肢が紛らわしい問題は本文内容をある程度理解しているだけでは正解を選べないことが多々あります。

ですから今日は長文の取り組み方についてお伝えします。

長文に取り組むときに気をつけてほしいこと

長文問題で点が取れる人と取れない人の差

解答するための「情報を見つける」と「情報を使う」を区別しているかいないかが、点を取れる人と取れない人の差だと思います。

問題を解いた後に解答解説を読んで解答の根拠を探す人がよくいます。解答の根拠となる情報を探すことは悪くないのですが、
「その情報をどう使って解くのか」という情報の使い方がわかっていない人が意外と多いのです。

現代文や英語の読解でこの問題はこの選択肢から解答が選べるとなったときに、根拠となる情報のどこをどう使えば正解が選べるのか。
例えば何か1つの出来事について誰がやったか?を問う問題の場合、本文中にその出来事について書かれている部分が数行、または段落全部であったりします。

それに関わる人物が複数人出てきたり、それぞれが違う理由で、違う時期に関わっていたりと、選択肢によっては誤答へと導かれてしまいます。

「この辺にそんなようなことが書いてあったぞ」程度の情報で選択肢を選ぶと簡単に間違えてしまうのです。

情報のどこをどう使って正解を選ぶか

「本文の内容に合うもの」を選ぶ問題では選択肢の内容から情報となる該当範囲を見つけて、その中の主語や時期や理由など、正解を選ぶキーとなる部分を使って正解を絞り込んでいきます。

キーワードは何かを気にすることに慣れてくれば設問を読んだ時点で判断する箇所がわかってきます。

情報の見つけ方は解説を読めば多くの受験生はわかるでしょう。その情報のどこを気にするかが差となる部分です。

復習のしかたが甘くないか?

過去問や難しい問題を復習するとき、根拠となる情報を部分的に見つけることで満足してしまっているケースがよくあります。

本当の決め手となる根拠を探すときに考えるべきことは
・何を要求されているのか
・判断するためにどことどこを見比べるのか
・どこの情報をどう使えばいいのか

これを明確にする復習を心がけてください。

長文以外でも同じ考え方ができる!

実はすべての勉強に同じことが言えます。

社会にも応用して欲しい例

・用語しか覚えていない人
・周辺情報がなぜ大事なのかわからない人
・紛らわしい部分を区別して覚えられない人

選択肢のある問題では設問に対して決め手になる根拠がわかっていないとそこを引っかけで選択肢が並べられていることが多いので、正答率が高い人はそれを知っているのでいつも意識する習慣ができているんですね。

今日のまとめ

・長文問題では情報を「見つける」と「使う」を区別する
・答えの決め手となる情報を使うという意識を持つ
・復習のレベルを上げて初見問題に挑もう

まとめ動画です。

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