こんにちは!
大学受験予備校・個別指導塾の『武田塾 一之江校』です!
今回の内容は『共通テスト後の私立大学対策・国公立大学対策について』です。
共通テストが終わり一息つきたい時期かもしれませんが、この時期にやるべきことを挙げていきます。
是非、参考にしてください!
共通テスト後の私立大学対策について
1.志望校の過去問を解く
まずは志望校の過去問を解くことに多くの時間を割きましょう。
共通テストまでに基本的な内容の勉強を終えている生徒はかなり多いはずです。
共通テスト直前は共通テストの過去問に時間を割いていて私立大学の過去問に手を付けられていない生徒も多いと思いますので、この時期にしっかり対策をしておきましょう。
過去問は何年分・何校分解けば良いの?
また、過去問を解くうえで「何校分の過去問を解くべきですか?」という質問をよくいただきます。
あくまで個人的な意見ですが2~3校分に絞って過去問をこなせばよいと思います。
赤本の収録年数にもよりますが、第一志望校であれば5~10年分、第二志望校以降であれば3年分くらいを目安に解くようにしましょう。
過去問の解き方について
過去問の解き進め方ですが、以下のようなイメージで進めましょう。
①過去問を時間を計って解く
②採点して解説を読み込む
③全ての問題が解けるようになるまで何度も解き直しをする
(④どうしても解けない問題・理解できない問題がある場合は、問題集等で類題を探して対策する)
過去問を解くうえで解説を読んで終わりにしてしまっている生徒が非常に多いように感じます。
読んでわかったつもりになっていても実際に解けるかは別の話ですので、しっかり解けるようになっているかをしっかり確認するようにしましょう。
また、赤本ノートという過去問対策用のノートも売っていますので、赤本ノートを活用するのも良いかもしれません。
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2.単語・漢字などの暗記事項を確認する
過去問を解くという作業は、普段問題集を解いているときに比べてかなりのエネルギーを消費します。
そのためぶっ通しでやるよりもある程度の休息を挟むとよいでしょう。
共通テストの休憩時間は40~80分程度、私大受験の場合も大学にもよりますが同じくらいの休憩時間になると思います。
本番と同じイメージで解きたい生徒は同じような休憩時間を取るとよいです。
この時間はシンプルに休憩時間に充てても良いですが、不安な生徒は暗記事項の確認に充てましょう。
英単語・漢字・古文単語・一問一答・公式の確認…等、休憩がてらやれると良いですね。
3.不安な生徒は英文法の対策をする
英文法が不安な生徒はこの時期に英文法をしっかり対策・復習しておきましょう。
センター試験から共通テストに変わり、文法問題という形での出題が無くなったことで、英文法の対策が疎かになっている生徒もいるかもしれません。
そういう生徒はかなりの時間を取ってでも優先的に英文法の対策をしましょう。
私大受験では最難関校を除き多くの大学で文法問題が出題されます。
文法問題は長文読解とは異なり、知識を問われています。
つまり『知っていれば解ける・確実に点が取れる問題』なのです。
『文法問題で失点してしまうと合格からは遠のいてしまう』というイメージを持ってしっかり対策を行いましょう。
共通テスト後の国公立大学対策について
共通テスト後の国公立大学対策は共通テストの自己採点の結果で変えましょう。
1.想定通りの点数が取れた場合
おそらく予定通りの志望校に出願することになると思いますので、志望校の二次試験対策を徹底的にやりましょう。
すでにある程度の二次試験対策が完了している生徒は、過去問を重点的に進めていきましょう。
共通テストまでに二次試験の対策があまりできていない生徒は、二次試験用の問題集等を使って練習をした後に過去問に進むようにしましょう。
2.想定していた点数を大きく下回ってしまった場合
共通テストで想定していた点数を大きく下回ってしまった場合、そのまま志望校を受験しても不合格になってしまう可能性が高いです。
その場合、あくまで国公立大学の現役合格に拘る場合は志望校のランクを下げましょう。
浪人覚悟でどうしても志望校に合格したい場合は、基礎学力が足りていないケースが多いと思いますので、二次試験対策の前に苦手分野の復習を挟むと良いと思います。
また、国公立大学に拘らない生徒は私立大学へ志望校を変えるのも一つの手段だと思います。
最初に決めたことに意固地になりすぎず、一度落ち着いてフラットな視点で考え直してみると良いかもしれません。
私立大学へ変更する場合の対策はこの記事の前半部分でまとめていますので参考にしてください。
3.想定していた点数を大きく上回って得点できた場合
共通テストで想定していた点数を大きく上回れた場合は、志望校を上げるというのも選択肢の一つに入ってくると思います。
ただ、共通テストで得意な問題が多く出題されたため点数が取れたケースも考えられるので、基本的には当初の予定通りの志望校に出願するのが良いと思います。
「共通テストの得点比率が二次試験に比べて大きい」「二次試験に余程の自信がある」等の場合のみ志望校を上げる選択をするのがベストです。
最後に
共通テストの結果で受験の結果が全て決まってしまうわけではありません。
共通テストをうまく活用できなかった生徒は、今後どうすれば志望校の合格率を上げられるのかをしっかり考えるようにしましょう。
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