今回は国公立大学志望の生徒がどのように勉強を進めていけばいいのかについて徹底解説します!
大学受験で志望校に合格する人の中には、
- 早めに準備を始めて高3春からA・B判定を維持して順当に合格する人
- そこそこに勉強して春からC判定前後を維持して合格する人
- 春からE判定が続き猛勉強して最後の最後に逆転合格する人
いろんなタイプの人がいます。
今回お話しするのは上2つの順当合格する人・C判定前後を維持して合格する人のお話です。
武田塾の国公立参考書ルート
武田塾では私立用・国公立大学用の参考書ルートを使用しています。この参考書ルートで多くの生徒が大学に合格してきました。
参考書ルートのレベル
武田塾の参考書ルートを完成度高く仕上げることができれば、誰でも難関大学に合格することが可能です。
国公立大学用の参考書ルートは
- 高校入門レベル
- 日大レベル(共通テストレベル)
- 地方国公立レベル
- 難関国公立レベル
- 東大レベル(理系のみ)
- 分野別・追加参考書
※分野別は状況・志望校傾向に合わせて扱う
以上のように分かれています。
文系の東大レベルがないですが、難関国公立レベルと傾向に合わせた分野別・追加参考書と過去問演習で東京大学の文系も対応できます。
ルートのレベル選択
志望大学別に完成度高く進められると理想的となるレベルの目安は、
- 偏差値62.5以上・・・難関国公立・東大レベル
- 偏差値52.5~62.5・・・地方国公立レベル
- 偏差値52.5以下・・・日大レベル
以上のようになります。
参考書ルートは「旧帝大志望は難関国公立レベルや東大レベルまでやらなくてはならない」というわけではありません。
難関国公立レベルまでを完成度高く仕上げ、過去問をやりこめば合格点はとることができます。
そのため、旧帝大志望者の一例として、
- 英語・・・地方国公立レベル
- 数学・・・難関国公立レベル
- 物理・・・東大レベル
- 化学・・・難関国公立レベル
以上のように、
- 得意な物理は東大レベルまで進めて、苦手な英語は地方国公立レベルまでを完成度高く仕上げる。
- 志望校の英語は比較的難易度が易しいため地方国公立レベルまでにして、得意な物理では点を稼ぐ。
といったような計画にすることもあります。
このあたりは自分の得意不得意や志望大学の傾向によって変化します。
基本的にはまずは全力で地方国公立レベルまで取り組んだ後に過去問に触れてみて、戦略を練るのがいいでしょう。
国公立大学のレベル別勉強計画
計画はゴールから逆算して考えるとたてやすくなります。
2月末の試験で合格するためには11月の頭には過去問演習に入れることが理想です。(もっと早くできるならその方がいいです。)
そうなると8月末には1つ下のレベルまでを終えられているのが理想です。
そのためには・・・と考えていきましょう。
※今回紹介するのは順当合格ルートです。逆転合格ルートの考え方をする場合はこちらの内容とは異なります。
東大レベルまでやる科目
東大レベルは以下の大学が対象となります。
【対象の大学】
- 一部科目
東京大学・京都大学・東京工業大学・旧帝大・国公立医学部
※理系のみ
東大レベルの勉強計画
過去問に入る時期から逆算して考えていくと、以下のような計画がおススメです。
【二次試験科目の計画】
- 3年生11月~ 過去問
- ~3年生8月 難関国公立レベル終了→東大レベル
- ~3年生4月 地方国公立レベル終了→難関国公立レベル
- ~2年生11月 日大レベル終了→地方国公立レベル
以上のような計画で勉強を進めることができると理想的です。
科目の優先順位
4科目以上の勉強を同時に力を入れて並行するのは難しい人もいると思います。
まずは科目を絞ってやることをお勧めします。
特に優先度が高い科目は英語・数学です。
上で示した計画から逆算していくと、出来れば2年生の春から。遅くとも夏休みには英数の日大レベルをスタートすることが重要です。
夏休みに集中して頑張れば夏終わり~9月末で日大レベルの目処がついてくると思いますので、そのあたりから他の科目を追加していくといいでしょう。
難関国公立レベルまでやる科目
難関国公立レベルは以下の大学が対象となります。
【対象の大学】
- 出来るだけ全科目
東京大学・京都大学・東京工業大学・一橋大学・国公立医学部
- 一部科目
旧帝大・千葉大学・筑波大学・横浜国立大学など
難関国公立レベルの勉強計画
過去問に入る時期から逆算して考えていくと、以下のような計画がおススメです。
- 3年生11月~ 過去問
- ~3年生8月 地方国公立レベル終了→難関国公立レベル
- ~3年生4月 日大レベル終了→地方国公立レベル
科目の優先順位
4科目以上の勉強を同時に力を入れて並行するのは難しい人もいると思います。
このレベルでも英語・数学の重要度が高いことは変わりません。夏休みあたりから英数に力を入れて取り組んでいってほしいと思います。
地方国公立レベルまでやる科目
地方国公立レベルは以下の大学が対象です。
【対象の大学】
- 出来るだけ二次全科目
旧帝大・千葉大学・筑波大学・横浜国立大学など
- 一部科目
その他国公立大学
地方国公立レベルの勉強計画
- 3年生11月~ 過去問
- ~3年8月 日大レベル終了→地方国公立レベル
- ~3年3月 高校入門レベル終了→日大レベル
高校入門レベルは学校の授業でやった範囲の理解が追いついていないと感じる人は手を付けた方がいいでしょう。
科目の優先順位
地方国公立大学を目指す場合共通テストの得点比率が高めになる大学が多いはずです。
つまり各科目の基礎がとても重要になるということでもあります。
高校2年生のうちからコツコツと勉強を進めて1科目だけでも日大レベルを突破している科目があるとかなり楽になります。
英語か数学が二次試験にも入ってくる大学も多く、この2科目が最も時間がかかりやすい科目であるため、ここから手を付けるのがいいでしょう。
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