受験勉強は高校2年生スタートがカギになる
受験勉強をスタートするうえで重要になるポイントの１つは、受験勉強の開始時期です。俗に難関大学と呼ばれる大学に合格した受験生の約70％が高校2年生のうちに受験を意識した勉強をスタートさせているんです。
この記事を読んでいる高校1年生、2年生の皆さんは読み終わったらすぐに勉強するための行動に移りましょう。
合格者の70％が高2までにスタートしているというだけで、高2でスタートしたら70％で合格するわけではありませんよ！
さて、3年生の皆さんはここまで読んで不安になっているかもしれません。でも大丈夫です。
スタートが遅くなったのであれば、それを取り返すだけの努力をすればいずれ追いつき、追い越すことができます。
事実、難関大学に合格している30％の人は高3から受験勉強をスタートさせているんです。その30％に入るための努力をこれから積み上げていきましょう！
受験勉強は何からスタートしたらいいの？
いざ受験に向けた勉強をスタートさせようとしたときに考えるのが、「何から勉強を始めたらいいか」だと思います。
ここからは受験勉強として最初にやるべきことを紹介します。
受験準備
まずは受験の準備として、志望校が決まっている人は志望校の入試について知ることから始めましょう。
科目・配点・入試傾向・合格するための勉強量など、インターネットで検索したら情報がたくさん出てきます。
これから登ろうとする受験という山の高さ・コースなどを事前に調べて、これからどうやって登っていくのかを確認しましょう。
志望校が決まっていない人は、「次の模試までに○○をできるようにしよう」「次の模試で偏差値○○にする」といった短期的な目標を立てておくといいでしょう。
受験に向けて最初に勉強すべき科目
受験勉強をするといっても、国公立大学の人は5教科7科目同時に進めるのは無理ですし、部活動をしていたら1~2教科進めていくのがいいでしょう。
では、メインで進めていく科目を何にするかですが、基本的には文系は①英語②数学か国語、理系は①数学②英語です。
大学受験で特に負担が大きい科目はやはり英語と数学の2科目です。そのため、この2科目を3年生に上がるまでにしっかりとできた人はそのあとの勉強がだいぶ楽になります。
私立文系受験で数学が不要な人は国語に優先順位を置きましょう。
では、ここからは英語で何から手を付ければいいのか詳しく話していきましょう。
英語の受験勉強で最初やるべきこと
英語でまず初めにやるべきことと聞かれたら、多くの方はこれに答えることができるのではないでしょうか。
英語でまずやるべきは英単語と英文法です。
英単語の取り組み方
英単語はまず標準的なものを一冊仕上げることを目標にしましょう。有名どころだと、システム英単語・ターゲット1900などがおすすめです。鉄壁やパス単準1級などをやるとしたらシステム英単語などの後にやるのがおすすめです。
入試標準レベルの単語帳は2000語前後のものが多いので、1日50単語ずつ覚えれば40日。1日20単語ずつ覚えると100日かかります。正直、100日もかけていたら最初にやった範囲はどんどん忘れてしまい、またゼロからの覚えなおしになってしまいます。
基本的には1日50単語、部活がなかったり頑張れる人は1日100単語くらいを目安に進めていきましょう。
武田塾だと100単語は90分前後で取り組める人が多いです。90分で100単語覚える勉強法は無料受験相談でお伝えしています！
英文法の取り組み方
大学受験のための英文法を学ぶ前提として、中学英文法がある程度おさえられていることが必要になります。そのため、中学英文法に不安がある人はその復習から始めましょう！
次にやるべきは高校英文法の基礎をおさえること！
そのための参考書としては「肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本」がとてもわかりやすくおすすめです。
一通り基礎をおさえたらNext StageやVintage、Power Stage、Scrambleなどから1冊選んで仕上げておきましょう！
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