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英検は何級までとれば受験に有利?|MARCH・早稲田・慶応

英検は何級までとればいいの?

共通テスト利用に伴う英語4技能試験の導入は見送られたものの、以前から大学受験で英検®️やTEAPといったものを利用できる大学は多くありました。

今後も一般入試で英語4技能試験を受けていると有利になるケースがあるため、「とりあえず受けてみよう」という人も多いと思います。

そこで今回は英検®️は何級まで取っておくといいのかを解説します!

英検の級と難易度

英検には5級から1級まであり、それぞれの級で難易度の目安が設定されています。英検を主催する日本英語検定協会では以下のように定められています。

・英検5級 中学1・2年程度
・英検4級 中学2・3年程度
・英検3級 中学校卒業程度
・英検準2級 高校1・2年程度
・英検2級 高校卒業程度
・英検準1級 大学中級程度
・英検1級 大学卒業程度


英検の種類

英検にも種類があって、従来型英検・英検CBT・英検S-CBTの3種類があります。それぞれどのような形式か見ていきましょう!

従来型英検

試験会場に行ってペーパーテストを受けて、面接のスピーキングを受けて・・・という最も広く知られているのが従来型英検になります。

5級・4級はリーディング・リスニングの筆記試験をして合否の判定を出します。これとは別に録音式のスピーキングテストも実施され、学校や自宅などで受験可能なものになっています。スピーキングは合否判定に影響はありません。

3級以上を受ける場合はスピーキングテストが合否判定に影響を与えます。
一次試験としてリーディング・リスニングの筆記試験をして、一次試験に合格した人だけが二次試験のスピーキングテストに進むことができます。

また、英検の成績評価は「CESスコア」というもので判定をしており、各級ごとに定められた合格基準スコアを超えると合格になります。

英検CBT

CBTは「Computer Based Testing」の略でコンピュータを使った試験です。3級〜準1級を受験する場合に選択できる試験方式です。
従来型英検と違うのは解答方法のみで、パソコンを使って問題に解答をしていきます。

注意すべき点としては、ライティングテストがパソコンのキーボードを使っての入力になるため、タイピングが苦手な人は少し大変かもしれません。
また、リスニングはヘッドセットなどを使って吹き込み式のテストになります。面接型でのスピーキングテストは緊張してしまう・・・という人にとってはいいかもしれません。

英検CBTでは全てのテストを1日で実施してしまうため、一次試験に合格しないと二次試験が受けられないということはありません。


英検S-CBT

S-CBTは2021年度入試から導入予定であった「大学入試英語成績提供システム」のために準備された方式です。
こちらも英検3級〜準1級まで受けることができます。

この方式は、簡単にいうと従来型英検+英検CBTです。
リーディング・リスニング・ライティングのテストは筆記試験で行います。スピーキングのテストはヘッドセットを装着して録音する吹き込み式です。
この試験方式はCBTと同様で1日で全ての試験が終了します。

今のところ、この試験方式を受験できるのは高校2年生・3年生のみに限られていますが、将来的にはさらに拡大していくようです。


英検は大学入試でどうやって使えるの?

大学入試で英検を採用している大学は多くありますが、大学・学部によって利用方法は様々です。
特に私立大学では同じ大学・学部でも試験方式が複数あり、自分にあった形式の受験や複数回受験のチャンスがあります。

利用形式は主に3種類で
・出願資格
・得点換算
・得点加算
となっています。


出願資格

英検を所持していることが出願資格になるパターンです。
入試で英語の試験はなく国語や社会科の科目の得点で合否判定をします。

例えば、明治大学商学部の一般入試に英語4技能試験利用型という試験方式があります。
この方式では英検2級以上をもっていることが出願条件になっているため、該当しない人は受験することができません。該当しない人は他の方式で受験するしかありません。

また、立教大学では
CESスコア2,125点以上かつリーディング515点以上、リスニング541点以上、ライティング488点以上、スピーキング405点以上
などのように、スコアで出願条件を定めています。

英語以外の科目で合否が決まるため英語以外で得意な科目がある人にとっては有利な方式です。


得点換算・加算

一般入試や共通テスト利用で必要となる英語試験の得点を、試験日の試験結果ではなく英語4技能試験の結果で出してしまうのが得点換算・みなし得点です。

具体例を見てみましょう。
東洋大学の一般入試では全ての学部で得点換算の制度が採用されています。

英検を利用する場合、2級以上を受験しスコア1980で80点、2304で100点満点に換算されます。
英検の成績を提出していても一般入試の英語を解答することはでき、その場合は得点が高い方が英語の得点として合否の判定に使用されます。

スコアが高いほど優遇されるため、英語が得意な人にとって有利な方式です。


得点加算

英語4技能試験のスコアなどによって一般入試の英語の得点に加算するのが得点加算の方式です。

例えば、早稲田大学国際教養学部では以下のようになっています。
・準2級以下合格・・・0点(出願可)
・2級合格 ・・・・・7点
・準1級合格・・・・・14点
・1級合格 ・・・・・20点

※2021年度入試から得点加算の点数が変更になりました。

早稲田大学国際教養学部の場合、合格者のほとんどが英検準1級以上相当を所持しています。14点の加点がとれていることがスタートラインになると言えます。

他には神田外国語大学や近畿大学国際学部などでも採用されています。

英語が得意な人が有利になる方式であるものの、合格者のほとんどがある程度の加点を受けているため、単なる合格条件と言い換えてもいいかもしれません。

大学受験のために受けるべきは何級?

では、結局大学受験のために英検は何級をもっていればいいのでしょうか。

日東駒専やMARCHなどの有名大学で利用できることを考えると、英検は2級以上をもっていることが望ましいと言えます。

もちろん準1級などを所持していた方が有利になるケースもありますが、他の科目の状況がよくない場合は準1級対策に時間を回すよりは一般入試に向けた他の勉強に時間を割いたほうがいいでしょう。余力があれば挑戦してください。


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