こんにちは!
授業をしない塾、武田塾 成城学園前校です!
大学受験の花形科目である英語。英語で点数が取れるかどうかで志望校の選択肢は大きく変わってきますよね。
でも英語の点数が伸びずに悩んでいる受験生が多いのも事実。
センターと同じようなつもりで解いていたら時間が足りなかったとか、毎回最後の長文は適当になっちゃうとか。
大学によって傾向の違いはありますが、大体大学の入試問題はかなりの量の長文が何題も出題されます。
共通でストではセンター試験であったアクセントや文法問題がなくなり長文の量が増えています。
長文の戦略を立てずにひたすら模試や過去問にチャレンジするだけではいつまでも当たって砕け続けます。
そこで今回は長文問題を効率よく解くために「スキャニング」の考え方と方法について伝えていきたいと思います。
【スキャニング】とは?
まず、スキャニングとは何かというと「必要な情報を文章から探し出すこと!」です。
例えば映画を見に行くときに、
①日程 いつなら自分のスケジュールが空いているか
②作品名 どの映画を見ようか
③時間 この時間で見られる映画は何があるか
など、自分の予定や嗜好に合わせて必要な情報を探しますよね。
このように必要な情報を探しに行くことがスキャニングです。
日常生活で誰もがやっていることです。
英語の長文でいうと設問で問われていることが必要な情報になります。
もちろん何の情報を探すかわかっていなければ探せませんので設問を正確に理解することが必要です。
でも本文の場面を自分の中に落とし込めないと設問内容が記憶に残らず、本文と設問を行ったり来たりして時間をロスすることが結構あるんですね。
【スキャニング】の重要ポイント
・長文の登場人物になりきってから何が必要かを意識して情報をとりにいく!
・設問を記憶に残すことが重要!
「いつ」「どこで」「だれが」「なぜ」を頭に入れる
・共通テストやTOEIC、GTECなどの比較的簡単な問題をたくさん処理しなくてはならないような長文問題ではすべてを理解する必要はない!
この手の長文は全訳しなくていいです!
・まずは設問で何が問われているかを頭に入れる!
可能なら選択肢も覚えて状況をイメージする!
そしてどこにその答えに関する情報があるかを意識して読む!
・図表系の問題の場合、全部は読まない!
文章だけの長文は読むスピードを変える!
読むスピードを変えるというのは情報がありそうな部分を丁寧に読んでそれ以外の部分はザッと読む感じ
難関大の長文は同じ方法でいいのか
基本的に方法は同じですが、難易度が高い長文の【スキャニング】は精読ができることが大前提です。
長文内容の意味が取れない人が【スキャニング】をしても雑に読んでいることにしかなりませんからね。
・設問を先に確認して答えに関する部分は精読する!
それ以外は速く読み進める!
緩急つけて読むことが重要!
早慶あたりの長文だと選択肢が細かくて【スキャニング】しても選べないことが起きがちです。
だから後で見直すことも必要になってくることになったりするので、
・解答の根拠には「しるし」を付けておく!
ことが有効になります。
最初から読み直していては時間がなくなってしまいますから、すぐに該当箇所に飛べるように設問番号を書いておくといいでしょう。
【スキャニング】の復習方法
【スキャニング】の手法で長文問題を解いた場合、後で検証もしておきましょう。
解答・解説をそのまま読むだけだと情報として読み取れたかどうかわかりません。
①必要な情報を見つけられたか
②情報の照らし合わせができたか
をその都度確認して精度を上げていきます。
そして設問と情報の「照らし合わせ」の力をつけるには演習量を積むことです!
同じようなパターンの問題を10回以上はこなす必要があるでしょう。
本文と選択肢の表現が違うこともあるので、言い換え表現も知っておくと解きやすくなります。
【スキャニング】に必要な事まとめ
まとめると次のような内容になると思います。
①設問を覚える
②答えを見つけにいく
③解答の根拠に「しるし」をつける
④解答の根拠を吟味する
⑤言い換え表現を覚える
自分が何の情報を求めているかを理解した上で文章を読むことが重要です!
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