突然ですが、皆さんは志望校は決まっていますでしょうか?
決まっている人も、そうでない人もいると思いますが、では志望校を選ぶ基準は何でしょうか?
もちろん、それは人それぞれにはなるでしょう。
しかし、まず初めの段階で、国公立大学が私立大学かの2択を考える人は多いと思います。
国公立大学と私立大学、どちらを第一志望としても構いませんし、そこに優劣もありません。
しかし、いずれにしても、「何故、国公立大学に行きたいのか」、「私立大学に行きたいのか」、そこを、しっかりと考えておくことは大事な事でしょう。
少なくとも、4年間をそこで過ごす事となり、その後の人生にも少なからず影響を及ぼす事になるのが大学選択です。「何となく」で選ぶのは避けたいですよね。
国公立大学と私立大学の違い
さて、国公立大学と私立大学の違いとして、多くの人が真っ先に思いつくのが、学費と受験科目数の違いでしょう。これを理由として、私立、国公立の選択をしている人も多いと思います。
しかし、国公立大学と私立大学の違いは、必ずしもそれだけではありません。それについては、後半でしっかりと触れていきますが、まずは学費と科目数の違いについて、改めて具体的に見ていきましょう。
国公立大学と私立大学の学費
国公立大学は私立大学に比べると、学費が安いということは、恐らく皆さんもご存知でしょう。
では、具体的にどれくらい違うのでしょうか?
文部科学省の発表によると、国立大学では入学金の平均が28万円、授業料の平均が52万円程度なのに対して、私立大学では入学金の平均が28万円、授業料の平均が82万円程度だそうです。
(もちろん、大学により異なりますが)
入学金はほぼ同額ですが、授業料には大きな差がありますね。
しかも、ここに記載した授業料は1年間分ですから、トータルでは、この4倍の額が掛かってきます。
受験科目数の違い
国公立大学は受験科目の数が多いことも、皆さんご存知でしょう。これが理由で、私立大学を第一志望とする人は多いと思います。
私立大学の場合は、大学独自試験であれ、共通テスト利用であれ、受験科目数は、3教科3科目あるいは、4科目である事が多いです。
それに対し、国公立大学の場合は、まずは共通テストにおいて、5教科7科目程度の試験を課される事が一般的です。
その後の個別試験の科目数は基本的に私立大学と同様ですが、それでも受験勉強の負担が大きくなる事は言う間でもないでしょう。
国公立志望の場合は、1,2年生など、出来る限り早い段階から、計画的に受験勉強に取り組む事をお勧めします。
学費や科目数以外では何が違う?
設備について
国公立大学は、国や都道府県などが運営している事もあり、比較的、設備がより充実している大学が多いです。
特に理系で研究をしたいと言う意思をもっている人は、設備の充実度は重要な要素になりますので、この点も考慮に入れる事をお勧めします。
とは言え、もちろん、私立大学が必ずしも、設備が充実していないという訳ではありません。特に早慶や東京理科大等の難関私立では、設備も充実している事が多いようです。
国公立大学の方が難しい?
私立より国公立の方が難しいというイメージを持っている人も多いと思います。
このイメージは、恐らくですが、
①受験科目数が多く負担が大きいこと
②日本で最難関大学とされるのが国立である東京大学であること
③地方の場合、各都道府県の国立・県立大学が主要な大学となっている事が多い事
この3つが要因となっているのだろうと思います。
しかし、もちろん偏差値や合格難度も、大学によりけりの為、一概に国公立大学の方が難しいと言えるものでもありません。
ただ、繰り返しになりますが、受験科目数が少ない分、相対的に負担が少なく偏差値を上げ易い側面があるのは事実でしょう。
最後に
以上が、国公立大学と私立大学の違いです。
初めにも書いた通り、どちらかの方が良いだとか、優れているだとか言う問題ではありません。
大事なのは、これらの違いを理解した上で、自分なりの根拠を持って大学を選ぶ事です。
それでも大学選びに迷っている・・、あるいは志望校はあるけど、そこに向けて、どうやって勉強したら良いか分からない、思うように成績が伸びない・・と言う生徒さんは、是非、気軽に武田塾茂原校の無料受験相談にお越しください!
きっとお力になれると思います。
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