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2021年度入試は大学入試にとって大きな変革の年。センター試験の廃止、共通テストの導入により多くの大学でも入試制度の見直しや、試験方法や募集定員の変更が予定されています。
早稲田大学もその例に漏れず入試が色々と変わります。昨年からHPで情報が出てきていましたが、変更のおおまかな概要は決まっているようなのでまとめてみました。
早稲田大学を第一志望として受験する人。難関国公立大学志望で早稲田大学を併願として考えている人。皆さんにとって重要な情報です。しっかりとチェックをしておきましょう!
2021年度早稲田大学入試の変更点
まずは2021年度早稲田大学入試がどう変化するのかを確認しましょう。(2020年4月現在の情報。早稲田大学公式HPにて発表されている内容を元に作成しています。)
大きな変更点
- 一部の学部で一般入試で共通テストが必須に。
対象学部:政治経済学部・スポーツ科学部・国際教養学部
- 一部の学部でセンター試験利用入試(共通テスト利用入試)が廃止に。
共通テスト利用入試が実施される学部:政治経済学部・法学部・社会科学部・人間科学部・スポーツ科学部
- 社会科学部と人間科学部の一般入試選択科目から政治経済が選択不可に。
選択可能科目:日本史B・世界史B・数学1A2B
以上が変更点になります。
特に注意が必要なのは、一般入試で共通テストが必須になる学部があること、2021年度入試から政治経済で受験できない学部が増えることでしょう。
共通テストが必須になる学部では早稲田大学の独自試験対策とは別に、共通テスト対策も必要になってくることを頭に入れておかなくてはなりません。
とはいえ、共通テストになっても要求される基礎力は変わらないためやらなくてはならないことは大きく変わりません。重要なのは自分で説明できるようにしっかり理解して進めていくことです。
その他のちょっとした変更点
大きな変更点はここまででお話しした通りなんですが、それ以外にもちょっとした変更点があるので紹介します。
- 一般選抜(現行の一般入試)および共通テストを利用した入試を受ける場合、Web出願時に「主体性」「多様性」「協働性」に関する経験を記入。得点化はしない。
- 商学部では地歴・公民型と数学型と英語4技能型で募集定員を明確に分けることに。募集定員はそれぞれ355名・150名・30名。
一般受験をするみなさんはWeb出願時になにやら記入が必要になるということですが、得点化はされないということで合否にはこれといった影響はないのかもしれません。
しかし、提出書類である以上しっかりと記入はするようにしましょう!
商学部はこれまで選択科目の成績標準化により数学に強い受験生がとても有利になることが多くありました。しかし、これからは社会科枠と数学枠が明確に分かれることになるため戦術が変わってきそうです。
ちなみに例年の科目別平均点は社会科は30〜40点、数学は10〜20点ということが多く、成績標準化のことを考えると社会科で高得点を取れてもなかなか安心できませんでした。
※成績標準化・・・科目間の難易度差を軽減するための得点調整。
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