こんにちは!
授業をしない塾、小田急線沿線の武田塾 成城学園前校です!
勉強を進めるうえで覚えなければいけないことはたくさんありますが、一旦覚えたはずなのにすぐ忘れてしまうと悩んでいるひとはたくさんいます。
このブログを読もうと思ってページを開いたあなたもその一人でしょう。
今回は覚え方がうまくなる解決策について書きますね。
覚えたことは基本的に忘れるもの
これは多くの人が聞いたことがあると思いますが「エビングハウスの忘却曲線」でもその忘れっぷりが示されています。
復習せずに放置すれば1日後には74%のことを忘れるというもので復習を繰り返すごとに記憶が定着していくという研究結果も示されています。
でもこの研究では意味のない音節の羅列を覚えたときの忘却曲線なので、覚える内容に意味を持たせればここまで忘れることはないのではなかろうか?と思うのです。
英単語でも用語でも公式でも復習しなければ忘れていくのは当然ですが、すぐに忘れてしまう人は例えば英単語を覚えるときにただのアルファベットの羅列と和訳を力技で結び付けていたりしませんか?
日本史や世界史の一問一答なども最後の確認で使わずにそれで知識を増やしていこうとすると作業としての勉強に陥りやすいです。
それだと忘却曲線に近い速度で忘れていってしまうかも知れません。
忘れることを嘆くより忘れない工夫をしよう
講義書の解説を一生懸命読んでも、特に社会の教科書などは読むことが目的になってしまっては印象に残らない覚えかたになります。
教科書や講義系の参考書を読んでいると「あ!これは混ざりやすいな!」「同じようなのがいくつも出てきて覚えにくいな!」
という感覚は読んでいる段階でわかりますよね。
・例えば日本史の問題で藤原さんが4人でてきたら藤原〇〇は■■をした人、藤原△△は★★をした人というように単純な名前の暗記にならないような覚え方をする。
・鎌倉仏教の六宗派を覚えるのに表を作って覚えたり、語呂合わせを考えたりネットを使って語呂や替え歌を使ってみたりという方法もあります。
・単語も「鉄壁」のように覚えにくい単語は自作でもいいからイラストを使って覚えるのも印象に残ります。
覚えやすくする工夫は思い出しやすくする工夫でもあります。
何度も思い出せれば忘れにくくなるはずです。
忘れる前に復習してますか?
印象に残る覚え方の工夫について書きましたが、それを定着させるためにはやっぱり復習(アウトプット)は欠かせません。
復習で特に大事なのが思い出そうとする行為。
授業を受けまくろうが、講義系参考書を読みまくろうが、その知識を自分でアウトプットできなければ問題は解けません。
問題集を使って何回も反復してアウトプットすることが定着のカギです。
それも忘れ切る(完全忘却する)前に復習することが大事です。
忘れ切った後ではまた覚えるところからやり直す時間が同じくらいかかるからです。
覚えてもすぐに忘れてしまうという人はアウトプットに問題アリ?
・アウトプット自体やっていない
・アウトプットの回数が少ない
・アウトプットしているけど覚えるに至っていない
すぐに忘れてしまうという人はこのどこかのプロセスにいるのではないでしょうか?
アウトプットしなければ基本的に覚えることはできない
↓
覚えるまでアウトプットを繰り返せば覚えられる
当り前と言えば当り前なんですが、覚えるということはアウトプットできるということなので思い出せるように脳を鍛えてあげる必要があります。
覚え方のサイクル
単語などは印象に残る工夫をして覚えた上で文法書や長文で使っていくうちに定着すると思いますが、社会科や生物など人物や用語は講義系で理解を深めなければいけません。
最低限の用語を作業として暗記→講義系をしっかり読むor問題集や入試問題を解いてみる→問題や試験で何が聞かれるか問われるかを把握→用語を改めて覚え直すor講義系で理解を深める
こんなサイクルで覚えていけば効率がいいのではないでしょうか。
勉強しても端から忘れていくのでは勉強がつまらないし辛いですよね。
自分なりの工夫も加えながら作業にならない勉強で忘れない知識を身につけましょう!!
まとめ
・覚えても忘れるのは印象に残らない覚え方をしている
・アウトプットの量が足りない
・試験では何をどう聞かれるか、問題集・過去問をみて理解
・興味関心が持てる学び方になるように工夫が必要
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